kurashi-fpの日記

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洗濯物の片付け改革 ― ハンガー収納でストレスを減らす

片付け祭りを実施する中で、私が最も効果を実感した工夫のひとつが「洗濯物の扱い方」でした。
幼児期の子どもがいる家庭では、毎日のように洗濯物が大量に出ます。
靴下や下着、洋服、パジャマ…すべてを畳んで、きちんとタンスにしまうのは想像以上に大変で、気がつけば洗濯物の山がリビングに放置されたままという日も少なくありませんでした。

私は「洗濯物は畳まなければならない」という思い込みを手放すことにしました。
靴下や下着類だけは小さなカゴに入れて畳みましたが、その他の洋服はすべて「ハンガーに掛ける方式」へ切り替えたのです。

 

ウォークインクローゼットの活用

我が家のウォークインクローゼットには、ハンガーパイプが4か所に分かれていました。そこで家族ひとりずつに1ブースを割り当て、さらに子どものブースには下段にもハンガーパイプを追加して、上下で掛けられる仕組みにしました。

  • 大人用のブース → 上着やワンピースなど丈の長い洋服を中心に収納

  • 子ども用のブース → 下段にTシャツやズボンを掛けられるようにして、子どもが自分で取りやすい高さに調整

これにより、子どもも「自分の服はここ」とわかりやすくなり、朝の着替えや片付けの動作がスムーズになりました。

ハンガー収納のメリット

  1. 畳む手間が大幅に減る
     洗濯後は乾いたらそのままハンガーへ掛けてクローゼットへ。
       畳む時間を大幅に削減でき、ストレスから解放されました。

  2. シワになりにくい
     子どもの洋服も含め、ハンガー収納にすることで、アイロンの手間も減り、すぐに着られる状態をキープできます。

  3. 子どもが自分で管理しやすい
     自分のブースに掛かっている服を自分で選び、手に取れる。
       これが「自分のことは自分で」という自立心の芽生えにもつながりました。

  4. 片付けの習慣化につながる
     子どもも「脱いだらハンガーに掛ける」というシンプルな流れを覚えやすく、家全体の片付けリズムが整いました。

私にとっての大きな解放

この改善を取り入れてから、「洗濯物を畳まなきゃ」「しまわなきゃ」というプレッシャーから解放されました。
家事の一部を手放すことで、心の余裕が生まれ、子どもにイライラせずに向き合える時間が増えたのです。


💡まとめると、この洗濯物改革は

  • 家事の時短

  • 片付けやすさ

  • 子どもの自立心の芽生え
    この3つを同時に叶えてくれました。

 

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片付けが子どもの成長を後押しした瞬間

幼児期の片付けは、親にとっても子どもにとっても、ただの作業ではありませんでした。
散らかった部屋にイライラし、片付けのストレスに悩まされた日々。
しかし、試行錯誤の中で取り入れた工夫は、単なる整理整頓以上の意味を持つことに気づいたのです。

片付けを通して、子どもたちの成長を間近で感じられた瞬間は、数え切れないほどあります。
ここでは、私自身の経験をもとに、具体的なエピソードを交えて紹介します。


① 自分で考えて片付ける力の芽生え

幼児期後半、5歳〜6歳の頃になると、子どもは「自分で考える」力が少しずつ育ってきます。
例えば、遊び終わった後にどのおもちゃをどこに戻すかを、自分で考えて動けるようになった瞬間があります。

最初は「お母さん、どこに入れるの?」と聞かれることが多かったのですが、収納の高さや出しやすさを工夫した結果、次第に自分で判断して片付けることができるようになりました。

ある日、次男が自分でブロックをカゴに戻して「できた!」と得意そうに見せてくれた瞬間、私は思わず胸が熱くなりました。
片付けは単なる家の整理だけでなく、子どもが自立心を育むきっかけになっていたのです。


② 達成感が自己肯定感につながる

片付けゴールを設定した「お片付け競争」も、大きな効果がありました。

  • 「全部カゴに入れられたらハイタッチ!」

  • 「タイマーで何分で片付けられるかな?」

こうした工夫で、子どもは遊びながら片付けを覚え、達成感を得ることができました。

ある日、次男が自発的に「今日は自分で全部片付ける!」と言い、カゴにおもちゃをまとめてくれました。
そのときの嬉しそうな顔は、幼児期の片付けの工夫が「自己肯定感の種」として育っていた証でした。


③ 散らかっても怒らず見守ることで得られた信頼

幼児期は散らかるのが当たり前です。
以前の私は、片付けの途中で子どもが別の遊びを始めるたびにイライラしていました。しかし、「まずは見守る」ことを意識するようになってから、親子関係が変わりました。

散らかっても怒らず、一緒に片付けを進めることで、子どもは安心して自分のペースで行動できるようになりました。
結果として、片付けが親子のコミュニケーションの時間になり、信頼関係を築くことができたのです。


④ ルーティン化で生活の安定感が増す

幼児期後半では、片付けを日課に組み込むことで、生活全体のリズムが整いました。

  • 朝はベッド周りを整える

  • 昼は遊んだおもちゃをカゴに戻す

  • 夕方はリビングを簡単にリセット

こうしたルーティン化は、片付けを義務ではなく「生活の一部」として受け入れる習慣を生みました。
子ども自身が「片付けることは当たり前」と感じられるようになり、私も小さなイライラから解放されました。


⑤ 親の工夫が子どもの学びに直結

私が実践した「ざっくり収納」「見えるカゴ」「お片付けの歌」などの工夫は、単なる整理整頓のテクニックにとどまりませんでした。

  • 「片付ける順序を考える」 → 論理的思考の芽生え

  • 「何分で片付けるか」 → 時間感覚や計画性の訓練

  • 「親と一緒にゴールを目指す」 → 協力やルールの理解

こうして、片付けは遊びや学びの延長線上にあり、子どもの成長を後押しする重要な要素になっていたのです。


⑥ 幼児期の片付けがもたらす心の安定

私自身も、片付けを通して心の拠り所を確保できました。
リビングや自分の作業スペースが整っていると、日々のイライラが少し和らぎます。心の余裕ができると、子どもへの接し方も柔らかくなり、家庭全体の雰囲気が安定します。

幼児期は散らかることが当たり前ですが、親子で少しずつ片付けの工夫を積み重ねることが、子どもの成長と家庭の安定につながるのです。


まとめ

  • 幼児期の片付けは、子どもの自立心や自己肯定感を育む

  • 達成感やルーティン化が学びの場になる

  • 親が見守ることで信頼関係が築かれる

  • 片付けは心の安定と生活のリズムを整える手段

私にとって、幼児期の片付けは「ただの家事」ではなく、子どもと私自身の成長を後押しする大切な時間でした。
散らかった部屋にイライラする日々も、後から振り返ればかけがえのない学びと経験だったのだと思います。

 

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幼児期特集:成長段階ごとの片付けの工夫

幼児期の子育てと片付けは、子どもだけでなく親の心にも大きな影響を与える課題です。
前章で触れたように、私は次男出産後、自宅にこもりきりの生活で片付けに追われ、心の安らぎを求めて散財したり、夫婦関係にまで影響が出ていました。
しかし、試行錯誤を重ねる中で、子どもの成長段階に合わせた片付けの工夫を取り入れることで、少しずつ日常が回りやすくなったのです。

ここでは、私が実際に行った具体的な方法や工夫、成功例・失敗例を含めて、成長段階ごとに整理してご紹介します。


幼児期前半(1歳〜2歳)

特徴

  • ほとんどの遊びが「出す」こと中心

  • 親の指示はまだ完全には理解できない

  • 集中力はごく短時間

片付けの工夫

  1. 大きなカゴ収納

    • 小さな分類はせず、とにかく放り込むだけ

    • 成功例:床がすぐ片付き、親のストレスが軽減

    • 失敗例:細かく分類したおもちゃ箱 → 子どもが自分で片付けられず逆効果

  2. 視覚的に分かる収納

    • 透明なボックスや見える場所に置く

    • 子どもが自分で出し入れできるため、自立心の芽生えにつながる

  3. 片付けを遊びにする

    • 「お片付けの歌」を歌いながら片付け

    • タイマーで「何分で片付けられるかな?」と競争

    • 成功例:子どもが笑いながら片付けるようになった


幼児期後半(3歳〜4歳)

特徴

  • 指示が理解できるようになる

  • 模倣が得意になり、親の行動を見て学ぶ

  • 遊びの幅が広がり、散らかる量も増える

片付けの工夫

  1. 「一緒に片付け」をルール化

    • 子どもがやりやすい高さに収納を設置

    • 親が片付けをする姿を見せることで、習慣化しやすくなる

  2. カテゴリーを少なくする

    • 「おもちゃはここ」「絵本はここ」だけの大まかな区分

    • 成功例:親が細かく指示しなくても、子どもが自然に片付けられる

    • 失敗例:おもちゃの種類ごとに細かく分ける → 混乱して片付けを拒否

  3. 片付けゴールを見える化

    • 「全部カゴに入れられたらハイタッチ!」など達成感を重視

    • モチベーションが上がり、片付けの時間が短くなる


幼児期後半(5歳〜6歳)

特徴

  • 言葉での指示が理解できる

  • 自分で考えて行動する力が少しずつつく

  • 片付けの手順も理解できる

片付けの工夫

  1. 役割分担制

    • 「ブロックはあなた」「ぬいぐるみは私」など、一緒に分担

    • 成功例:責任感が芽生え、片付けがスムーズになる

  2. 収納の見直し

    • 子どもの成長に合わせて収納を変更

    • 高さを変えたり、カゴの数を調整

    • 成功例:無理なく自分で片付けられる環境が整う

  3. 片付けの習慣化

    • 毎日のルーティンに組み込む

    • 朝起きたらベッド周りを整える、夕方に遊んだおもちゃを戻すなど

    • 成功例:片付けを義務ではなく自然な生活の一部として受け入れる




共通のポイント:親の心を守る工夫

幼児期はどの段階でも、完璧な片付けを目指すのは無理です。
親の心の余裕を保つためには、まず自分が安心できる場所を作ることが大切でした。

  • ソファ周りだけは必ず片付けておく

  • 寝室はおもちゃ持ち込み禁止

  • 「片付け祭り」を週末に設け、一気にリセット

こうした工夫があることで、日常の小さなイライラを軽減し、子どもとの時間を楽しむ余裕が生まれました。


成功体験と気づき

  • 幼児期は散らかるのが当たり前と割り切る

  • 子どもと一緒に片付けることが、自立心を育む

  • 完璧を目指さず、「親が心休まる場所」を守ることが最優先

  • 小さな工夫の積み重ねが、後の小学校生活での自立的な片付けにつながる

こうして試行錯誤を繰り返すうちに、片付けは親子のコミュニケーションの時間になり、ストレスの軽減にもつながることを実感しました。
散らかりをただのストレスと捉えるのではなく、子どもの成長と向き合う機会として捉え直すことで、幼児期の片付けはむしろ楽しい時間になったのです。


💡 ポイントまとめ

  • 幼児期は散らかるのが当たり前

  • 大きなカゴ、低い収納、遊び化など工夫で親子ともに楽に

  • 完璧よりも「心休まる場所」を優先

  • 片付けは子どもの自立心と親子関係を育てるチャンス

夫婦関係と家の乱れ

幼児期の片付けに追われ、自分の心が休まる場所を必死に確保していた私は、同時に家族との関係やお金の使い方にも悩んでいました。

我が家は共働きでしたが、子育て期間中は私がほぼ専業状態で、家庭の収入は片方だけでした。
旦那は普段から飲み会が多く、家庭にお金が入るペースは一定せず、まるで水のように流れていくように感じていました。
その一方で、私は子育てのイライラを少しでも解消するために、夜になるとネットショッピングに没頭する日々。
ほんの少しの安らぎのつもりが、気づけば散財につながっていました。

片付けのジレンマと子育てのストレスに加えて、こうしたお金の感覚のズレが、家庭内の空気をどんよりとさせていたのです。
散らかったリビングは心の乱れの象徴であり、家計の管理もまた「見えない散らかり」のように感じました。

私にとって、片付けは単なる整理整頓の手段ではなく、心の平穏を取り戻す行為でした。
しかし、旦那は家の状態やお金の使い方に無頓着で、協力的ではありませんでした。
自分の努力が家族の生活に反映されないことに、やり場のない苛立ちを感じる日々。

この状況は、次第に夫婦間の距離感にも影響を及ぼしました。
日常の小さな不満が積み重なり、会話は減り、互いの行動に対して批判的になりがちでした。
片付けや家事、育児という生活の基盤がうまく回らないことが、夫婦関係の亀裂を見えやすくしていたのです。

私自身、片付けを通して心の拠り所を作ろうとしていた一方で、お金の使い方の乱れやストレス解消のための散財が重なり、自分でも制御できない状況になっていました。
この時期の経験から、「家庭内の物理的な環境」と「心理的な環境」は密接に結びついていることを痛感しました。

結局、こうした日々の積み重ねが、離婚を決断する背景の一つになったと考えています。
片付けの悩みや子育ての負担だけでなく、夫婦間の価値観の違いやお金の管理のズレ、そして日々の小さな不満の蓄積が、決断に至るまでの時間を長引かせていたのだと思います。

振り返ると、片付けや家事を通して自分の心を保とうとした行為は、生活や夫婦関係を見直す大切なきっかけでもありました。
部屋を整えること、家計や時間の使い方を意識することは、単に家庭をきれいに保つだけでなく、自分自身の生活の軸を確認する作業でもあったのです。


💡 ポイント

  • 幼児期の片付けと子育てのストレスが夫婦関係に影響

  • 共働きだが片収入、夫の飲み会によるお金の流れ

  • 自分の散財は心の安らぎのため、結果的に関係に影響

  • 片付け・家計・夫婦関係は密接に絡んでいた

 

次回はこの経験を踏まえて、どのように立て直して行ったかをお送り致します。

 


幼児期の暮らしと片付けのジレンマ

次男を出産したあとの数年間は、振り返れば私にとって人生の中でもっとも苦しい時期のひとつだったかもしれません。
まだ上の子も小さく、年子で子どもを育てる毎日はとにかく目まぐるしいものでした。朝から晩まで子どもの泣き声や要求に応えることに追われ、外に出かける余裕もなく、自宅にこもりきりの生活が続きました。

そんな日々の中で、私の心をもっとも苦しめたのが「片付け」でした。正確に言うと、「片付けたいのに片付かない」という現実です。

 


散らかる現実と自分の気持ちのギャップ

当時の私は、家が整っていないことに強いストレスを感じていました。
洗濯物を畳んでも、気づけば子どもたちがその上に座って遊んでいる。
料理を作れば、シンクに洗い物がどんどん溜まっていく。
リビングの床には小さなおもちゃが散乱し、片付けても片付けてもすぐに元通りになる。

「どうして私はちゃんとできないのだろう?」
「ほかのお母さんはもっと上手にやっているはずなのに…」

そんなふうに自分を責める気持ちが膨らんでいきました。
散らかった部屋を見ると、まるで自分の未熟さやだらしなさを突きつけられているようで、どんどんイライラしてしまうのです。

子どもに優しく接したいと思っているのに、気持ちの余裕がなくて、つい強い口調になってしまうこともありました。
今振り返ると、部屋の乱れと心の乱れは完全にリンクしていたように思います。

 


幼児期ならではの散らかり方

幼児期の子どもたちは、とにかく「出す」のが大好きです。
ブロックを全部ひっくり返す、絵本を棚から全部引っ張り出す、洋服ダンスを開けて服を引っ張り出す…。彼らにとっては遊びであり、好奇心の表れでもあるのですが、大人にとってはそのたびに片付けなければならない「散らかし」に見えてしまいます。

さらに、集中力が短いので、一つのおもちゃを片付ける前に次のおもちゃに移ってしまう。
結果として、家の中のあちこちに違う種類のおもちゃが散乱し、どこから手をつけていいのかわからない状態になるのです。

我が家の場合は年子だったこともあり、おもちゃの量も普通の家庭の倍近くに膨れ上がっていました。
上の子のおもちゃに加えて、下の子の発達段階に合わせたものも必要になる。
リビングや子ども部屋はいつもおもちゃで溢れ返り、私自身が「片付け負債」を抱えているような感覚になっていました。

床に落ちているブロックをうっかり踏んでしまったときの痛みは、まるで心の痛みに直結するようで、ただの物理的な痛み以上に「また片付けられていない」という自己嫌悪を強めるものでした。


苦肉の片付け対策

 

そんな中で、私は必死に「どうしたら少しでも片付けやすくなるか」を考えるようになりました。

最初に試したのは、おもちゃを種類ごとに分けて収納する方法です。
ブロックはブロックの箱へ、人形は人形の箱へ、絵本は本棚へ…。
一見理想的に思えましたが、幼児期の子どもにはまったく合いませんでした。
遊びたいときに自分で出せない仕組みはストレスになりますし、細かく分けすぎると親も片付けが面倒になってしまうのです。

そこで発想を転換し、「ざっくり収納」に切り替えました。
大きなカゴや収納ボックスを用意し、とにかくそこに放り込むだけ。
分類は諦めて、「散らかっているものが床から消えればよし」としました。
これによって、片付けのハードルがぐっと下がり、子どもと一緒に片付けができるようになりました。

また、収納の高さにも工夫しました。
子どもが自分で出し入れできる位置に収納を置くことで、「お片付けは大人の仕事」から「一緒にやること」へと変化しました。

さらに、片付けを遊びに変える工夫も取り入れました。

  • 「お片付けの歌」を歌いながら片付ける

  • タイマーを使って「何分で片付けられるかな?」と競争する

  • 「このカゴに全部入れられたらハイタッチ!」とゴールを設定する

こうした仕掛けは、子どもにとって片付けを「義務」ではなく「遊び」として受け入れやすくする効果がありました。


リビングを整える工夫

子どもが小さい頃は、家全体を完璧に整えるのは不可能です。
そこで私は、「最低限ここだけは」というスペースを決めました。
たとえばソファの周りやダイニングテーブルの上は必ず片付ける、寝室にはおもちゃを持ち込まない。
そうすることで、「完全な散らかり状態」にはならず、自分が心を落ち着けられる場所を確保することができました。

また、おもちゃを全て出しておくのではなく、定期的に入れ替える「おもちゃローテーション」も取り入れました。
クローゼットに一部をしまい、1〜2週間ごとに交換することで、部屋が散らかりにくくなるだけでなく、子どもにとっても「新鮮なおもちゃ」として遊びやすくなる効果がありました。


父の協力と「片付け祭り」

幸いなことに、私の父が子育てに協力してくれました。
週末には父が子どもたちを見てくれ、その間に私は集中して片付けをすることができたのです。
この時間を私は「片付け祭り」と呼んでいました。

平日はどうしても散らかりを完全には防げないのですが、週末に一気にリセットできるだけで気持ちが救われました。
「今は散らかっていても、週末に片付けられる」という安心感があったからこそ、日常の小さなイライラを乗り越えることができたのです。


片付けを通して気づいたこと

こうした試行錯誤を経て、私はようやく「幼児期は片付けても散らかるのが当たり前」という現実を受け入れることができるようになりました。

以前の私は「片付け=完璧に整えること」だと思っていました。
でも実際には、幼い子どもがいる生活ではそれは無理です。
大切なのは、「片付けを子どもにさせること」ではなく、「一緒に片付けを体験すること」。
そして「家全体を完璧に整えること」ではなく、「自分の心が休まる場所を守ること」だったのです。

散らかりにイライラしていた私が、少しずつ工夫を取り入れることで、子どもと笑いながら片付けをする時間を持てるようになりました。
そしてその経験は、子どもたちが成長した今、彼らが自分の持ち物を管理する力につながっていると感じます。


まとめ

幼児期の片付けは、本当に大変です。
どれだけ頑張っても、数分後にはまた散らかる。
イライラして、自分を責めてしまうこともあるでしょう。
けれど、それは決して自分の努力不足ではなく、子どもの発達段階によるものなのです。

工夫次第で、片付けは「戦い」から「一緒に楽しむ時間」へと変えられます。
そして、片付けの過程そのものが、子どもにとって「ものを大切にすること」「空間を整えること」を学ぶきっかけになるのです。

あの頃の私は、安らぎを求めて片付けをしていました。
その気持ちは決して間違いではありませんでした。
むしろ、その必死さがあったからこそ、今の「片付けと子育てを両立させる知恵」にたどり着けたのだと思います。

 

子どもの成長に合わせた片付けの工夫

子どもが成長するにつれて、片付けの仕方や関わり方も変わっていきます。
年齢に応じて工夫をすることで、片付けは「親の負担」から「家族みんなの習慣」へと変わっていきました。
ここでは、我が家で取り入れた工夫を成長段階ごとに紹介します。

1. 幼児期(2〜4歳)

この時期は「自分でできた!」という達成感が何より大切です。
完璧に片付けることを求めず、遊び感覚でできる仕組みを作りました。

  • おもちゃ箱は大きめ1つ:種類ごとに分けるのはまだ難しいので、とにかく「ここに入れればOK」とわかりやすく。

  • 片付けソングやタイマーを使い、遊びの延長で楽しく片付けられるようにしました。

2. 園児期(5〜6歳)

手先が器用になり、少しずつ分類も理解できるようになります。

  • おもちゃや絵本を「種類ごとに分ける」練習をスタート。

  • ラベルやイラストを貼り、「車はここ」「ブロックはここ」と見てわかる仕組みを取り入れました。

  • 「片付け担当」を日替わりで決めて、役割として責任を持たせる工夫もしました。

3. 小学校低学年(7〜9歳)

学校生活が始まり、自分の持ち物を管理する力が必要になってきます。

  • ランドセル置き場や教科書の棚を決め、「帰宅したらここに入れる」というルールを徹底。

  • 学用品は子どもが手に取りやすい高さに配置。

  • 自分で片付けや準備をすることで、翌日の忘れ物も減りました。

4. 小学校高学年(10〜12歳)

この頃になると、自分の趣味やこだわりが強くなり、部屋作りにも意見を持つようになります。

  • 自分の机や棚は「自分で整える」責任を持たせる。親は口を出しすぎず見守る。

  • ゲームやカードなど大事な物の管理は子どもに任せ、「なくなって困る経験」も学びの一つとしました。

  • 部屋の模様替えなどを一緒に考えると、自分の空間への愛着が生まれ、片付けへの意欲も高まりました。

5. 思春期(中学生以降)

まだこれからですが、親が片付けを主導するより「自分のスタイル」を尊重することが大切になると感じています。親は最低限のルールだけ示し、「人として生活できるレベルの片付け」を見守るスタンスが理想だと考えています。


このように、子どもの成長に合わせて片付けの関わり方を変えることで、片付けは単なる家事ではなく「自立の練習」や「家族の共同作業」となりました。

 

片付けと子育てを両立するための工夫

子どもがまだ小さい時期の片付けは、思うように進まないのが当たり前です。
特に私の場合は年子の子育て真っ最中で、一日中追いかけっこのような生活でした。
そんな中でも少しずつ片付けを進められたのは、子育てと片付けを「両立する工夫」を意識していたからです。

1. 子どもの生活リズムを味方にする

片付けの時間を「子どものお昼寝中」や「夜の寝かしつけ後」「朝、子供が起きる前」にあてるようにしました。
短時間でも集中して進められるので効率がよく、子どもが起きている時は一緒に遊ぶことに専念できました。
とは言うものの、夜の寝かしつけ後は子供と共に寝落ちしてしまうことがほとんどで、夜時間より朝時間の方がより効率が良かったと感じています。

 

2. 祖父母の協力を活用する

実家の敷地内に住んでいたため、父に子どもの相手をお願いできたのは大きな助けでした。
週末に「片付け祭り」と称して集中的に作業できたのも、祖父が子守をしてくれたおかげです。
親に頼れる環境がある場合は、遠慮せず協力してもらうことで片付けが格段に進みます。

3. 子どもを片付けに巻き込む

子どもが成長するにつれて、「おもちゃを箱に入れる」など簡単な作業を一緒にするようにしました。
完璧にはできなくても、片付けを遊びの延長にすれば習慣が身につきますし、親の負担も減ります。
特に手伝いに来てくれる父も一緒に片付けができるよう、ボックスにおもちゃの写真を貼って、誰でも同じように片付けができる仕組みを作っていました。

4. 片付けのヒントは日常に

おもちゃの収納ボックスにおもちゃの種類ごとに写真を貼ろうと決めたのは、こどもと一緒に通っていた児童ホームのおもちゃコーナーをヒントに得ました。
児童ホームでは、空間が広々としていておもちゃを広げたい放題。
これはこどもにとって遊びやすいなぁと眺めていました。
遊び終われば、お片付け。
こどもは写真を見て同じように片づけようと頑張っている様子を見て、これを家でも取り入れれば、おもちゃの片付けが楽になるかも。
そんな安易な発想で始めました。片付けのヒントは日常の至る所に転がっています。

 

5. 小さな工夫で「ながら片付け」

子どもを見守りながらできる範囲で片付けを取り入れました。たとえば、

  • テレビを見ている間に引き出し一つを整理する

  • 子どもの工作やお絵かきを見守りながら、隣で不要な書類を仕分ける
    といった「ながら片付け」です。
    大がかりな作業は無理でも、小さな積み重ねで確実に家は整っていきました。

6. 「完璧じゃなくていい」と割り切る

子どもが小さいうちは、どうしても散らかります。
「すぐ片付けられる仕組み」があれば十分で、「常にモデルルームのように保つ必要はない」と割り切ることが気持ちを楽にしてくれました。


こうした工夫を重ねることで、子育てと片付けを両立することができました。片付けは「子どもがいるからできない」のではなく、「子どもがいるからこそ工夫できる」ものだと実感しました。
あなたは、どんな片付けのヒントを得ましたか?
是非、コメントから教えてください。
あなたの気づきが、誰かの気づきにもなりますよ。